事業継承のポイントは計画と時間をかけること

計画をしっかり立てる

事業継承では始めの計画が大事です。事業継承には時間がかかるために、計画がずさんだと途中で頓挫する可能性があります。そうならないように、計画は綿密で実現可能性が高いものを作ります。他に計画で大事なのが、次善策を用意することや複数の計画を用意することです。事業継承には人が大きく関わってきますので、計画は流動的になることが多いです。会社をやめてしまうリスク、病気になるリスクなど、事業継承を担う人は様々なリスクを抱えています。そのようなリスクに備えておく必要があるでしょう。また、計画時点では予想できないトラブルが発生する可能性もあります。そのために、計画に柔軟性を持たせておくことが大事です。トラブルや問題が発生したときに遅らせることができる程度の余裕を、計画に織り込んでおくと問題への対処がしやすくなります。

人は時間をかけて育てる

事業継承を担う人達はすぐに育つ訳ではありません。時間をかけてゆっくりと育てることが重要です。会社の本質を理解して、会社の方針を受け継ぐに値する人物に育てることが必要になります。そうなれる人の素養を見つけて、素養を育てて、開花させることが事業継承の中核になるでしょう。そこまで考えると、時間がかかる理由がわかります。素養がある人物を見つけるだけでも時間はかかります。素養がある人物が一人だけ見つかっても足りません。それでは事業継承の計画が頓挫する可能性があるからです。何人か見つけておき、その中から絞っていくやり方の方が計画を遂行しやすいです。また、候補者から外れたとしても尊重することも大事になります。トップではないとしても、企業の中核を担う人物になる可能性は高いからです。

事業承継の最大のポイントは、会社の運営を任せられる人物に事業を引き継ぐことです。肉親や従業員に該当者がいない場合は、M&Aを手掛けるコンサルタントに人材の紹介や売却の仲介をしてもらう手もあります。